学び

孫正義氏も認めたプレゼン術 48万部のベストセラー 1分で話せ 伊藤羊一

⭐️今回 ご紹介する本は【1分で話せ】です。

こんな方に読んで欲しい
・うまく伝えられない
・相手が自分の話を理解してくれない
・コミュニケーションがうまくできない
・プレゼンが苦手

 

 

まず著者である伊藤洋一さんのご紹介です。
ヤフー株式会社コーポレートエバンジェリスト ヤフーアカデミア学長であり株式会社ウェイウェイ代表取締役です。
もともとは、あのソフトバンクの孫正義さんが、後継者となる経営者を育てよう!ということで始めた学校 ソフトバンクアカデミアの一員だったです。
そのソフトバンクアカデミアで、孫正義さんにプレゼンし続けて国内CEOをコースで年間1位の成績を収めた人物です。
言ってしまえば、あの孫さんをも、うならせたプレゼンマスターなんです。
そんなプレゼンマスターの方が、プレゼンの極意を非常にわかりやすくまとめたサラリーマンなら必見の本です。

このブログでは、10分で読み終わるように、要点をまとめていますので、読み終えた後、あなたはコツを掴み1分で伝えるノウハウを手に入れているでしょう。

 

それでは深掘りしていきます。

1 なぜ1分なのか

なぜ1分で話さなければならないのか?
その理由は、人はあなたの話を聞いていないからです。

綺麗なパワポの資料を用意しようが、かっこいいジェスチャーを交えたプレゼンしようが、相手に自分の要望通りに行動してもらわなければ何の意味もないってことです。

そもそも、みんなプレゼンなんて話半分でしか聞いてない人が殆どなんですよ。人はどんな場面であっても、いつの間にか違うことを考えてしまいます。
私も恥ずかしながら、そんな時はあります。笑

プレゼンを受ける側として会議に参加する時って、プレゼンに全神経が集中してるか?って聞かれたら全然そうじゃなくて、みんな真面目な顔して座ってはいますけど『今日のランチは何にしようかな?』みたいな、どうでもいいことを考えてたりするんですよ。(本当すみません)
そのプレゼンの案件とは、別の業務のことを考えたりすることもあるので、まぁプレゼンを受ける側っていうのは、あんまり集中していませんね。

なので、1分で話すことが重要なのです。1分であれば相手が話を聞いてくれる確率は高くなり、自分の言いたいことが伝わるのです。
1分で話すなんて無理だ!と思う気持ちはわかりますが、ご安心下さい。著者は、どんな話でも1分で伝えることはできる!と断言しています。

 

2 プレゼンの基本は相手を動かす

相手が自分の話を聞いてくれるタイムリミットは1分。本書では、1分で話すためのメソッドを紹介しているのですが、その前に ここで質問です。
プレゼンや会議での発言、または日常の会話など話を伝える目的は何でしょうか?

答えは、相手に動いてもらいたい!からではないでしょうか?
伝えると言う行動は、プレゼンや会話が目的ではなく最終的に相手に動いてもらう!ことにあります。何のためにプレゼンするのか、そして誰に、何を、どうしてもらいたいのかという あなたの望むゴールを明確にしなければ、相手に伝えることはおろか、相手に伝える意味もなくなるのです。

まずは相手に伝える大前提として相手を動かすという目的を心に留めておかなければなりません。

伝え方の基本は『誰に』と『ゴールは何か』

具体的にどうしたら相手を動かす伝え方になるのか?
相手を動かすための鍵となるのが、相手は『誰か』をイメージすることと『ゴールは何か』を考えることです。

相手は誰かをイメージする
プレゼンにおいて、相手は誰かをイメージできていると相手の心に響く伝え方ができます。どういう立場にいるのか、どんなことに興味があるのかを具体的にイメージできると相手の心に響くようになります。

ゴールは何かを考える
相手をイメージできたら、ゴールは何かを考える。聞き手が賛成してくれたらいいのか、聞き手に動いてもらう必要があるのかなど、どこまでやればいいのか決めておきます。

このように相手に動いてもらうには、相手は『誰か』『ゴールは何か』を考えることでプレゼンは成功へと向かうのです。

 

 

3 リトルホンダを作れ

本書に書かれていた面白いテクニックをご紹介します。そのテクニックが、リトルホンダを作るというものです。

リトルホンダっていう表現が面白いですよね。
皆さんリトルホンダって、ご存知でしょうか?あの本田圭佑選手が、ACミランに移籍する時に、その移籍の理由を聞かれて
『僕の心の中のリトル本田に聞いて、そう決断しました』そう答えた事があって、わりと有名かなと思うんですけども。

ようは、リトルホンダを作るというのは自分自身を第三者のように俯瞰する自分を作るってことなんです。
これが、プレゼンにおいて非常に大事なことだと本書に書かれてますし、私自身もそう思います。
具体的にどういうことかというと、少し上級レベルのテクニックかなと思うんですけど
自分の中でリトル自分を作って、自分がプレゼンしてる時も、そのリトル自分を相手視点において(プレゼンを受ける側の視点)
その視点から今自分はどういう風に見えていて、自分の声はどう聞こえているかを意識しながら話すんです。正直これはたくさん場数を踏まないと、なかなか身につかないテクニックだと思うんですが、本書ではそのリトルホンダを誰でもできる初歩的なテクニックを紹介されています。

プレゼンの会場、会議室とかに早めに入って、一旦プレゼンする相手の席に座ってみるんです。これが、1番簡単な実践方法だと書かれています。相手の席に座ってみて、これからプレゼンする自分の姿や声を想像してみるんです。
実は私 この本読む前からこの相手の席に座って自分のプレゼンをイメージするのは、ずっとやっていたので、凄く共感したんです。私自身の実体験としてもこれはかなり俯瞰的な視点 リトルホンダを作る方法としては、すごく有効だと思うので騙されたと思って是非試してみて下さい。

 

 

4  3段ピラミッド

1分で伝えるには『ピラミッドでロジカルなストーリー』を考える

 

相手を動かすには相手は誰か、ゴールは何かを決めておく必要がありました。
ここからは、1分で伝える具体的な方法です。

1分で伝えるキーワードはズバリピラミッドでロジカルなストーリーを考えるです。
ピラミッドとは、ロジカルシンキングの1つピラミッドストラクチャーのことを指します。
結論が、てっぺんにあり、その根拠が下に複数あるピラミッドのような形をしていることからその名が付けられています。

ピラミッドロジカルに考えて行くのですが、このロジカルに必要不可欠となるのが根拠です。

例え(家電メーカーで働いていて、社長にプレゼンする場合)

結論
テレビ事業からは、もう撤退した方がいいですみたいなこと

その結論を次の段の根拠で支えます。

根拠
家庭用テレビの市場が、どんどん小さくなっているとか、ライバルとなる競合企業が凄く強いとか、そういう根拠で支えます。

このことから、結論を先に述べて、次に根拠を添えることで、ロジカルなストーリーを考えることができるのです。

この段のピラミッドが整うだけでもなかなか良さげなプレゼンにはなるんですが、さらに仕上げとしてピラミッドを強化しましょう。

 

5 右脳と左脳を支配する方法

ピラミッドを強化するのは『具体例』
人間は、ロジカルだけでは納得できません。ロジカルな伝え方は、いわば左脳を刺激するものです。しかし、左脳だけでなく右脳を刺激してあげることで人は納得し動いてくれるのです。では、どうしたら右脳を刺激できるのか?

その答えが『具体例』なのです。
具体例とは相手に、イメージを描いてもらうことです。
まず、結論を述べ根拠を添えます。そして、その根拠となる具体例を提示することで相手は鮮明にイメージすることができます。

具体例
アメリカの大手家電メーカーが、市場が小さくなっていくテレビ事業に投資結果、あんなに大手企業だったのに倒産しました。
みたいなことです。

そういう根拠を添える具体例を伝えるのです。
結論から根拠、更に具体例までガッチリピラミッドを固めてあげるとプレゼンを受けた相手は、もう行動するしかない!とそんな状況になります。

この場合でいえば、社長は『分かった。君の言う通りテレビ事業は撤退しよう』みたいな決定を下してくれるわけです。

この時、社長が何故悩まずに提案通りに動いてくれたのか?
その答えは左脳と右脳を支配されたからです。社長の頭の中で何が起きているかというと

まずこちらが結論を言った時に
社長の頭では何でそんな結論になるの?ってロジカルな左脳が働きます。
ただそこで、こちらからは根拠を提示してロジカルに左脳をまず支配します。

そこで左脳を支配できたとしても、まだ右脳が残ってますから社長としては、『とはいうものの うちの会社に関係のある話かどうかイメージできないな』って思ったりしますので、
そうなった時に、うちの会社と似たようなアメリカの会社が倒産した事例とか、うちの会社にも関係ある話なんだよ!っていう具体例を提示してあげると、イメージを司る右脳も支配できるんです。

結果的に、左脳と右脳どちらも支配された社長は迷いなく判断を下すことができるんです。

 

別の例え(飛ばしてもOK)
実際の話の中では、以下のような型に沿って考えると、相手を行動させる話し方ができます。
1. 結論からいうと、~です。
2. なぜなら、~だからです。
3. 例えば、~という事実があります。
これを実際の文章に取り入れてみると、例えば以下のようになります。

売り上げが下がっているので、ダイレクトメールを発行しましょう
なぜなら、ダイレクトメールを発行することで、リピート率が改善し売り上げが伸びるからです。
例えば、競合のA社ではダイレクトメールを導入し5%リピート率が上がったという事実があります。」

結論に「相手にどう動いてもらたいか」を持ってきて、その結論を支える「根拠」「事実」を配置して、プレゼンの構成を考えましょう。

 

例えば、上のプレゼンの例で言うと、聞き手の頭の中は以下のように動いています。
【結論】
「ダイレクトメールを発行しましょう。」
→何でダイレクトメールが必要なんだ?
【根拠】
「なぜなら、リピート率が改善するからです。」
→なるほど、確かにそうだ。ただ、実際に上手くいくんだろうか……。
【事実】
「競合A社は5%の改善に成功しています。」
→そうなのか!じゃあ、取り入れてみるか!
このように、根拠を伝えて納得してもらうだけではなく、事実を伝えて聞き手にイメージをしてもらうことで、実際に動いてもらうことができます。

 

 

 

6 動いてもらうには『超一言』

結論、根拠、具体例、で相手に伝えるベースができました。しかし、ここで終わりではありません。最後のひと押しがあります。それが超一言です。超一言とは、自分の一番伝えたいことを一言のキーワードで表すことです。

2011年 著者が、ソフトバンクアカデミアで、Eコマースの戦略のプレゼンを行った時の話です。Eコマースは、きちんと納期を明確にすれば受注率が上がる という提案をした時に、きっちりくるから『キチクルリン』というモデルを勧めました。この超一言に、孫社長は強く感銘してくれたと言います。

このように、超一言を加えることで覚えやすく、その一言でプレゼン全体を表現するようなキーワードになります。
超一言によって、相手に強く印象に残るプレゼンができるようになるのです。

 

 

まとめ

 

1 なぜ1分なのか
相手はあなたの話を聞いていないことを理解しましょう。
2 プレゼンの基本は相手を動かす
相手を動かすことが目的と心得ましょう。
3 リトル本田を作れ
誰、ゴールを考えることが成功の鍵です
4 3段ピラミッド
根拠で左脳にアプローチしましょう。
5 右脳と左脳を支配する方法
具体例をプラスして右脳にもアプローチしましょう。
6 動いてもらうには『超一言』
超一言で相手をノックダウンしましょう

 

学んだことを記憶に定着させるには、アウトプットが欠かせません。仕事、日常、SNSなどでアウトプットしてインプットしましょう。

プレゼン力とは相手を動かす力。そのための基本ロジックの組み方を解説してくれる。最終章では「会議」や「上司への提案」などの状況別の回答案を示してくれるので実践しやすい。新入社員の時に出会いたかった一冊になっておりますので、是非 読んでみて下さい。

 

 

 

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